ごあいさつ
おかげさまで当社は2018年10月に創業100周年を迎えることができました。
長い歴史を刻む中でその根幹をなしてきたのが、①公共事業②鉄道事業③パートナー会社との協働事業の3本の柱です。この3事業の発展のため、お客様とのご縁をつなぎ、また関係を育んできました。
この結果、日本のリーディングカンパニー各社とのお付き合いは現在に続いており、これこそが100年の歴史を刻むことができた堅牢なレールであったことは間違いないと思います。さらにもう一つ理由を挙げるとすれば、幅広い種類の工事を請け負ってきたことがあります。時代のニーズに沿った多岐にわたる工事を確実に行って来れたのはわが社にある能力であり、未来に残していくべき財産だと考えています。
現在“技術の宇田川”としての評価を戴いておりますが、今後は今ある技術の深度をさらに深めていくことに加えて、新しい技術の習得も率先して行っていく必要があります。そして最も重要なのがこれら技術を伝えていく“人材”です。どんな業界でも少子高齢化は避けて通れませんが、中でも建設業界はすでに人手不足が始まっています。そんななかでこれまでの100年と同じ道をたどることは不可能となりました。いかに人材を確保していくのか。このため他社に先駆けて、1992年から「ポイント制度」を導入しています。これは資格や技術ごとに点数を定め、これら資格や技術の習得者の給与に反映するものです。また、2004年からは「技術マスター制度」がスタートしています。定年後の就労を促進しながら、後身への技術継承と技術確保を目的としています。そして昨今力を入れているのが新入社員への研修制度の充実です。仕事を面白がれるか、楽しめるかは業界に留まる重要な判断基準だと思いますが、その感性を育むのは最初の5年が肝心だと考えるからです。「ものづくりは人づくり」とはよく言われる言葉ですが、ものづくりの過程は真に人づくりの現場です。私たちはものづくりを通じて、社会性豊かで、お客様の視点に立った管理及び施工ができるプロの人材づくりに努めます。そのような人材を一人でも多く育てることが使命であると考えています。
今後も多くの皆様の信用を戴ける企業であり続けるために、安全でより高度な施工管理ができる企業を目指してまいります。引き続き皆様のご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長
宇田川元秀
未来を築く技術と信頼
人々の暮らしを電気工事で支える
弊社は創業1918年(大正7年)、電気が一般に普及し始めた頃より東京で電気工事を行いました。
活動は東京から全国、海外にも広がり、現在の「総合電気設備工事会社」へ成長してきました。
景気に左右されない
一般的なビルの電気設備や上下水道プラント、鉄道の電線など
生活に必要不可欠なインフラを得意とし、安定した業績を誇ります。
将来を考えた設計・施工
弊社の工事は使用する将来の保守・修繕の性能を考え、
ISO9001に準拠したよりグレードの高い設計・施工を心がけています。